コンサルティングを導入する前の経営の悩みは何でしたか?

私たちは元々、公共土木を請負う建設会社でした。大きく社会環境が変わる中、10年程前に戸建住宅を請負う会社へと大きく業態変更しました。住宅会社へと変わったものの、実績のない後発工務店の我が社ではなかなか受注はできませんでした。
どうしたらお客様が私たちの会社で建てたいと考えるのか?ずっとその理由を考え、最初に取り組んだのがターゲットの絞り込みです。万人受けする商品をやめ、「雑貨好きな女性のためのカフェのような家づくり」に特化しました。その結果、初めは競合も少なく順調に受注を増やしていくことができました。
しかし、ここ5年程で同様なスタイルの家づくりをする会社が増え、市場が価格競争になっていく中、自社の付加価値を高め、価格ではなく価値競争で勝てる工務店にするためにどうすればいいのかという悩みがありました。

弊社コンサルティング導入を決定された理由は何ですか?

自社の経営理念、経営ビジョン、経営戦略をミッションマーケティングのメソッドを通じて落とし込み、社員さんが働きやすく、効率を上げ、利益を上げられる仕組みを作るために導入しました。

コンサルティングを導入する前と比べて、考え方に変化はありましたか?あればそれはどのような変化ですか?

経営者だけでなく、社員さんも一緒に学び考え、経営参画していくことで、会社の課題、ボトルネックが明確になってきました。また数値を見える化することで、ベクトルが合わせやすくなり、営業と工務の間の風通しが良くなりました。

コンサルティングの中で、最も良かったことは何ですか?

「何のためにするのか」、その目的を常に意識することで、目標を追っても目的を見失わない社員さんが増え、会社を良くして行きたいという意味で、お互いに本音で話せるようになりました。
また、佐治さんのコンサルが自社に合わせた内容で進めてくれるところです。理解が浅く、もう少し深堀してほしいと思う点なども、自社の状況を理解していただき、一度戻ってわかるまで丁寧にレクチャーしてもらえるので理解が深まっています。