第151号:一流の経営者は生産性を追求する、二流の経営者は売上げを追求する
日本は人口減少時代に入り、市場が縮小してきています。そうした中で売上げを上げていくということがとても厳しくなってきているのです。
日本は人口減少時代に入り、市場が縮小してきています。そうした中で売上げを上げていくということがとても厳しくなってきているのです。
私たちは今、これまでに経験のないほど、大きな時代の転換期を迎えようとしています。
この転換期はどう乗り切るか、経営の舵取りが重要な課題になります。時代の変化を見越し、新事業を始めている経営者の方も多いのですが、その判断が経営を複雑化し、企業を弱体化させてしまうケースが少なくないので注意が必要です。
日本の経済は完全に成熟時代に入っています。過去の常識は通用しなくなっています。
このような時代を生き抜くためには、今までの当たり前を疑い、経営者がイノベーションを起こすことが重要です。
過去の常識に囚われたままで頑張っていても良い成果は生まれません。
毎日忙しく働いているにもかかわらず儲からないと頭を抱える経営者が多い一方で、儲かっている企業は着実に業績を伸ばしています。
この違いには経営者の行動習慣が大きく影響しています。
東京オリンピックの開催まで約1年になりました。オリンピック終了後の日本の景気動向が、今から心配になる経営者の方は多いのではないかと思います。加えて、モバイル通信方式5Gも来年からスタートするなど、私達は過去に経験のないほどの大転換期をこれから迎えようとしています。こうした先の見えない状況に不安を感じている経営者の方も多いのではないかと思います。
私はこれまで多くのセミナーや研修に参加してきた中で見えてきたことのひとつに、同じことを学んでも学んだことを一つ一つ確実に実践し結果を出せる人と、学んでも行動に移すことができずに結果が出ない人に分かれることがあります。