地方の観光地が“全国から選ばれる施設”に。ハウステンボス復活の真相
「昔はそこそこ人気だったけど、最近は話題にもならない…」
「新しい打ち手を出しても、お客様の反応がいまいち…」
こんなことを感じたことはありませんか?
ハウステンボスも当時同じように悩んでいた時代がありました。
1992年に開業したハウステンボス。オランダの街並みを再現した非日常空間は一時期全国から観光客が押し寄せるほどの人気を誇っていました。しかし、ブームが過ぎると来場者は減少の一途をたどり、2003年には2,000億円以上の負債を抱えて経営破綻。

その後も立て直しがうまくいかず、2009年には再び深刻な経営危機に陥っていました。そんな“どん底”にあったハウステンボスが2010年のある転換点を境にV字回復。そのわずか半年後には黒字化に成功し、以降は来場者数・利益ともに回復基調に。2014年度には過去最高益を記録し、「一度は行ってみたい」と全国からお客様が訪れる観光地として再注目されるようになりました。
この復活劇を可能にしたのは“ある戦略”を徹底したからでした。そして、それはハウステンボスのような大規模施設だからできた特別なことではありません。中小企業でも実践できる非常に本質的なアプローチだったのです。

なぜ、“飽きられた施設”がもう一度選ばれる存在になれたのか?~ハウステンボスのブランディング戦略
再建を託されたHISの澤田会長はまず「オランダの街並みとチューリップ畑」という開業当初のコンセプトに固執するのをやめました。確かにその風景は美しく、非日常感もありましたが、ブームが過ぎれば「どこかで見たことのある風景」となってしまうのは時間の問題です。
そこで、ハウステンボスは“ヨーロッパ風情の再現”から“常に新しい驚きがあるテーマパーク”へとブランドの軸を大きく変えていったのです。
実際に行ったのは
・季節ごとの花まつり
・世界最大級のイルミネーションイベント
・VRアトラクションの導入
など、テーマや演出を定期的に変える取り組み。さらには、ロボットが接客を行う「変なホテル」や新たに創設した歌劇団によるショーなど話題性のある企画を次々と打ち出しました。こうした施策に共通するのは、「行くたびに違う体験がある」という状態を継続的に作っていく姿勢です。
一度話題になって終わるのではなく何度でも訪れたくなる理由を計画的に生み出し続けたのです。その結果、かつては九州近郊のお客様がほとんどだったハウステンボスに、今では首都圏・関西圏からも多くの来場者が訪れるようになったのです。
大切なのは「かつてうまくいった形」に執着しないこと。そして「お客様が今、どんな体験を求めているか」に目を向けて自らを変化させ続ける意志です。ハウステンボスが“もう一度行ってみたい”と思われる場所へと変われたのはその姿勢を徹底したからに他なりません。

中小企業でも「もう一度選ばれる存在」になる方法とは?
中小企業のブランディング戦略弊社のクライアントでも「ブランディング」に関して悩んでいた企業があります。飲食業を営むTAISHI CO.株式会社は、かつてはイベリコ豚を扱う人気店など全国で14店舗を展開していました。しかし、店舗数の増加とともに経営は複雑化し全体の統一感や収益性が徐々に失われていきました。思い切って店舗数を4店舗にまで絞り「誰に、どんな価値を届けるのか」をゼロから再設計。
ペルソナ、商品、空間設計、価格帯までをすべて見直した結果
・客単価は1.5倍
・リピート率は60%超
という高収益なブランドに生まれ変わったのです。

TAISHI CO.株式会社
代表 山本 真三様
生産性倍増ワークショップ
あなたが”選ばれる理由”を見つける最高の場所です。
「昔は売れていたのに、今は反応が鈍い」
「何を変えればいいのか分からない」
そんな違和感を抱えたままこれまでのやり方を続けていないでしょうか?
そんな方のために我々は、毎月生産性倍増ワークショップを無料で開催しています。
そこでは「なぜ選ばれなくなったのか?」を構造から考え直し“もう一度選ばれる会社”になるためのフレームワークをもとに実際の事例を交えながら具体的にお伝えしています。

やみくもに新しいことを始めるのではなく「何を捨て、どこを変えるか」を整理するきっかけとしてこのワークショップを活用していただけたらと思います。
TEDにて「ミッション経営メソッド」を世界に向けて発信
各種メディア、テレビにて話題沸騰中
各学会で事例を多数受賞
過去500社以上のコンサルティング実績
もし今変化の必要性を感じているなら、ぜひ一度ミッション経営のエッセンスを感じてみてください。たくさんの参加をお待ちしております!
