9,000億円の赤字→7,000億円の黒字!ソニーが実行した戦略とは利益率1%台から8%以上へ──ソニーが稼げるようになった理由
かつて「世界のソニー」と呼ばれたソニーは2008年から4年連続で赤字を出し、累計で約9,000億円の損失を計上しました。「売上はあるのに利益が出ない」そんな矛盾に苦しんでいたのです。しかし、その数年後ソニーは営業利益7,000億円超という過去最高益を達成し株価は5倍以上に回復。倒産の危機とまで囁かれた会社がわずかな期間で復活を果たしました。この劇的な変化を生んだのはある“経営判断”でした。それは決して大企業だからこそできたような特殊な戦略ではありません。むしろ、私たちのような中小企業こそ実践すべきとてもシンプルな考え方だったのです。

なぜソニーは数年で赤字から復活できたのか?ソニーが実際にやった
“ある経営判断”
ソニーが復活のために実行したのは「選択と集中」という経営判断でした。具体的には、まず売上ではなく“利益率”を軸にすべての事業を見直すところから始めました。これまでのように「売れているかどうか」ではなく「利益が出ているかどうか」で判断。その結果、真っ先に浮かび上がったのが赤字を出している事業の存在でした。

かつての主力だったPC事業「VAIO」は売却。テレビ事業も分社化し、利益の出ないモデルの販売はやめるという大胆な決断に踏み切りました。一方で、利益率が高く自社の強みが活かせる事業であるゲーム、音楽、半導体などに注力しました。価格競争に巻き込まれるのではなく「ソニーだから選ばれる」分野に力を入れたのです。その結果、売上自体は一時的に減りましたが利益率は大きく改善。2017年度には営業利益が7,349億円と過去最高を記録し営業利益率も8%以上にまで回復しました。

「売れるからやる」のではなく「儲かるかどうかで判断する」。そして勝てない場所には執着せず勝てる場所にすべてを注ぐ。この“選択と集中”の考え方は、むしろ中小企業こそ取り入れるべき視点ではないでしょうか。
あなたの会社も“選択”と“集中”で変わることができます
~弊社クライアントの例
弊社のクライアントでも「選択と集中」で利益を大きく改善した企業があります。看板制作を手がけるアイワ工業株式会社様は、価格競争から抜け出すために思い切って商品を絞り込みました。下請け中心だった体制から自社商品の販売へと大きく舵を切ったのです。結果、顧客単価は6倍に跳ね上がり生産性も大幅に向上。
「やるべきことを増やす」のではなく「やらないことを決める」ことで利益を生む仕組みへと生まれ変わりました。

アイワ工業株式会社 代表 横地 健至様
それでは質問です。「あなたは経営者が真に着目するべき経営の指標を理解していますか?」もしそれができていないのなら、まずはそこから見直してみませんか?それは決して弱さではありません。むしろ「利益を残す経営」への第一歩です。ソニーのように大きな事業を手放す必要はありません。「本当に勝てる場所はどこか?」を見極める視点を持つだけで会社の体質は大きく変わっていきます。もしご自身で見直すのが難しい方は、弊社の「生産性倍増ワークショップ」にご参加ください。

弊社のワークショップでは「何をやめ、何に集中すべきか」その最初の一手をあなた自身の会社の状況に合わせて見つけていきます。「選択と集中」で未来を変えたい方はぜひご参加ください。
