2025.04.25

クララを失って龍角散が得たもの

売上40億円で、借金も40億円…


1995年
株式会社龍角散は、
まさに崖っぷちに立たされていました。


売上は40億円、
しかしその売上と同額の40億円の借金を
抱えていたのです。


「このままでは、いずれ倒産するかもしれない…」


そんな危機的な状況の中
彼らは驚くべきV字回復を遂げ
今では売上200億円・借金ゼロという
圧倒的な成果を収めています。

「私にはそんな大きな会社のこと
関係ないかな、、っておもいましたか?」

実は明日からどの会社でも取り組める

「ある決断」
この劇的な変化を生んだのです。


崖っぷちからのV字回復。

ロングセラー商品を販売中止!


この劇的なV字回復の背景には
経営者が下した“ある決断”がありました。


それは
「大切なものを、あえて手放す」
という逆転の発想です。


この決断は一見すると
経営の常識を覆すようなものでした。


当時、株式会社龍角散は約50年もの間
「クララ」という商品を販売していました。


50年と聞くと
かなりのロングセラー商品ですよね。


しかし、経営陣はそのクララの販売を
終了することを決意しました。


販売を終了する理由は
「龍角散というブランド1つに絞る」
ためです。


クララ自体は、約50年もの間
販売し続けてきたわけですから
決して人気がなかったわけではありません。


そのため、販売を終了することに関して
社内からも反対の声が多く上がり
中には涙ぐむ社員もいたそうです。


しかし
実際にクララの販売は終了されました。


長年続けてきた商品を手放すという決断は
とても勇気のいるものだったと思います。


そして「龍角散」というブランドに集中し
株式会社龍角散は売上200億円・借金ゼロという
驚異的なV字回復をすることになります。

龍角散を救ったもの


会社の成長のために
新しい施策を追加することは簡単ですが
時には「やめる勇気」も必要です。


株式会社龍角散は
ブランドをいくつも作って
少しでも多くの売り上げを作る
売上優先の考えから抜け出しました。


自社の本質的な価値に立ち返り
ブランドを1つに絞ることで
利益率と生産性を大きく高めることに成功。


その結果、効率的な経営の体制が整い
限られたリソースでも
最大限の成果を出せるようになりました。


実は多くの企業が、気付かないうちに
“利益に繋がらない努力”
を積み重ねています。


売上が増えても利益を生まない施策や
お客様のニーズとズレた商品ラインナップなど
様々な要因で多くの会社が苦労しています。


こうした“見えないコスト”が
生産性を下げ
利益を圧迫していることもあるのです。

=== 

あなたの会社でも同じ変革が可能です。


私たちが開催するワークショップでは
実際に株式会社龍角散が実践したような

「生産性向上の仕組み」

これをあなたの会社に
どう落とし込めるかを具体的にお伝えします。


弊社クライアントの株式会社マインズ様も
龍角散がクララの販売をやめたように
ビジネスから余計なものを取り除くことで
利益を最大化することに成功しました

<株式会社ゆたかの代表>



他にもこのワークショップでは、

✅ 売上至上主義から脱却する方法

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