2019.11.19

第147号:”絶対に知っておくべき”頑張る会社が衰退する理由

年々、人手不足が深刻化し、人材の採用と定着のために固定費が高騰して中小企業の経営を圧迫しています。さらに追い打ちをかけるように勧められている働き方改革による雇用条件の改善が急務となり、企業経営は大きな転換期を迎えています。

そうした中、これからの企業経営には生産性の向上が絶対条件になっていきます。
生産性とは、社員一人当たりの粗利益額のことをいいます。全体の売上げや粗利益額が上がっていても一人当たりの粗利益額が下がっている場合は生産性が下がっているということで、企業のリスクは大きくなっています。
逆に、全体の売上げや粗利益が上がっていなくても生産性が上がっていれば企業は強くなっていきます。

生産性向上のため、スピードアップやオールマイティな人材育成に考えが向いてしまう経営者の落とし穴!

先日ある食品製造会社さんからの経営相談のときの話です。

「価格競争が厳しくなり、粗利益確保のために仕事の内製化をすすめています。それにより粗利額は上がっているのですが、現場が疲弊してきています。この状態では長く続かないと思います。スタッフに休みを与えるためにも、現場のスタッフの教育に力を入れて作業効率を上げたいのですが、どんな学びをすれば良いですか?」
という、相談でした。

多くの経営者は、生産性向上のために社員の作業スピードを上げる訓練をしたり、オールマイティーに仕事ができる人材を育成しようと考えてしまいがちで、そのために社内教育に力を入れますが、生産性を向上するための経営者の舵取りが命運を分けるので注意が必要です。
目先の粗利確保のため、ただがむしゃらに頑張るというのは、中長期的に見ると衰退の原因をつくります。

頑張る会社が衰退する理由、それは時代が大きく変化する中で変化に対応するスピードが鈍くなるから・・・

時代が大きく変化するときに、人材の戦力化に時間がかかるビジネスモデルをつくることは、変化に対応するスピードを鈍くするだけです。
さらに、人員の増加は社内のマネジメントの強化を必須にし、市場の変化に鈍感になります。

時代の変化に備え、なるべくコンパクトで生産性の高いビジネスモデルを構築することが重要なのです。

経営者の舵取りが命運を分けます。

あなたは、変化の時代を生き抜くための最適な組織構造を考えていますか?

経営者として、社内でなければならない仕事と、社外に振るべき仕事の判断が求められる時代なのです。

画像引用:photo AC

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