2019.11.19

第149号:圧倒的な結果を出す経営者だけが知っている5つの投資判断

日本市場はますます成熟化が進み、縮小していく市場の奪い合いが激しくなっています。
そうした中、他社との差別化ができずに価格競争に巻き込まれている企業と、独自性を発揮して発展している企業の二極化が進んでいます。

その違いの大きな要因は、経営者の視野の違いです。
差別化ができずに価格競争に巻き込まれている企業は、商品やサービスの2つの視点の改善に取り組んでいます。しかし、成熟した市場ではこの2つの視点での差別化で結果を出すことがとても難しいのです。

差別化ができずに価格競争に巻き込まれている企業は、狭い視点から他社と同じ投資行動をしているから

その理由は2つあります。
1つ目は、他社と違う差別化を行ったとしても、すぐに真似されてしまうからです。
2009年に花畑牧場さんが開発した生キャラメルは大ヒット商品になりましたが、あっという間に類似商品が増え倒産の危機に陥りました。

2つ目は、似たような商品がたくさんある中で、商品やサービスの違いを消費者に伝えることが簡単ではないからです。伝わっていない価値は無いのと同じです。

圧倒的な結果を出している企業は、投資判断に違いがあります。この投資判断とは、「人材」「設備投資」「家賃」「広告費」「研究開発費」の5つの投資です。

商品やサービスの差別化に視点を置く経営者は、無意識に「人材」「商品開発」に偏った投資になっています。しかし、圧倒的な差別化を実現する企業は5つの視点から戦略的に投資を行っています。

ここでは皆さんもご存知の2つの企業事例を使って解説します。

圧倒的な結果を出す企業は広い視点から他社がしない分野に投資を集中する!

まずはアップルです。
アップルの投資判断が他社と圧倒的に違うのは「設備投資」と「家賃」です。

競合他社が製品の差別化のみにとらわれている中で、スティーブ・ジョブズは製品価値を伝えるための購買プロセスにこだわりました。他社の製品は家電量販店でも販売されていますが、アップルの商品は一流ブランドと軒を並べるアップルストアで販売しています。「店舗設備」と「家賃」に多額に投資しているので、アップルストアは一流ブランドにも引けを取らないような店構えです。それによりアップルは他社の製品と圧倒的な違いを印象づけてきたのです。

つぎはライザップです。
ライザップの投資判断が他社と圧倒的に違うのは「広告費」です。

2010年に設立されたライザップという事業はあっという間に広がり、一気に誰もが知る企業へと成長しました。ライザップの急成長の大きな要因はCMです。独特な音楽、そして「結果にコミット」というキャッチコピーと有名人を使って、効果をアピールしています。
ライザップの広告費は売上の50%です。価格を上げてでも広告費に投資する経営者の投資判断が圧倒的な差別化になっています。

このように、広い視点から経営を考えることが重要です。
経営とは投資回収業ともいわれます。

あなたは、戦略的な投資計画ができていますか?
経営計画には必ず投資計画も考えて下さい。

画像引用:photo AC

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