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第103号:店舗展開を目指す人は知っておくべき店長育成の仕組みづくり

第103号:店舗展開を目指す人は知っておくべき店長育成の仕組みづくり

「おかげさまで、今月も目標達成できました。ビジョンが明確になり、目標達成のためのポイントがわかってきたので、経営がとても楽しくなってきました」
これは、ある飲食店の経営者との会話のひとこまです。
出会った当時、4店舗のお店を経営していましたが、店舗を増やすごとに収益性が悪くなり、さらに店長の入れ替わりも激しく、人材育成にも悩んでいました。

多店舗展開をしていく場合、3店舗〜5店舗のところで壁があると言われます。
1店舗目の店が成功し、2店舗目までは何とか経営者の目が届くのですが、3店舗を超えると目が届かなくなり、店長を育成することが必須になってきます。しかしそれができずに衰退していく企業がとても多いのです。これが壁です。

なぜ店長を育てることができないのでしょうか?

店長育成ができない経営者のパターンは、自分の分身を育てようとしてしまうことです。
しかし、人にはそれぞれ向き不向きがあります。同じ言葉を発しても、誰が言うかによって伝わり方も違います。

そこで大切になるのは、経営者のマネジメントの理解です。マネジメントはチーム全員の力を最大限に引き出すことが目的です。それには、それぞれの「役割」「責任」「権限」を明確にしておく必要があります。

では、店長の役割とは何でしょうか?

まずは、この問いに対して経営者が明確に回答できなければいけません。

店長の仕事における「役割」が明確にされているか、明確ならば、その「役割」を果たすための教育は行われているか、そういったことを見直すことです。

経営者の分身を育てるならば、目標達成に向けてすべての判断を現場の店長に任せられるように育てなければなりません。これは「支店経営」と言って、店長に1軒の店を経営させるというレベルで教育しなければなりません。この方法はとても難易度が高いです。

多店舗展開で成功しているチェーンの多くは「本部経営」をしています。
売上に大きく影響する「商品開発」や「販売促進」は本部の「役割」で行い、店長の「役割」は、商品やサービスの「品質管理」や「部下育成」と明確にしています。また、その品質基準も本部で決定しています。
安定成長する店舗展開を実現するためには、店長の能力に依存することなく運営するための仕組みづくりができています。

店長育成に悩んでいるなら、自社の仕組みをもう一度見直してみてください。


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