株式会社サンアスト

第73号:結果の出せるチームの習慣と出せないチームの習慣の違い |

第73号:結果の出せるチームの習慣と出せないチームの習慣の違い

第73号:結果の出せるチームの習慣と出せないチームの習慣の違い

最初の1店舗が成功すると、多店舗展開して大きな会社にしたいと経営者の多くが一度は思うのではないでしょうか。しかし、3店舗から5店舗になると売り上げが減少し始め、店舗を縮小せざるを得ない状況に陥る企業は9割に上るというのが現状です。

多くの企業のコンサルティングをしてきた中で、順調に成長し続ける企業と、壁にぶち当たって店舗を縮小せざるを得ない企業があり、それぞれには習慣の違いがあると感じています。それは時間の使い方です。
多店舗展開に成功する企業は、事前に明確な戦略を立てています。戦略が明確であれば、戦略とのズレを素早く見極めることができます。すなわち、お店の問題を発見する力が優れているのです。問題発見能力が高いと、業績が下った時にもその問題点の発見が的確かつ非常に早いので、外部環境の変化に素早く対応することができます。そして、業績を上げるためのポイントもしっかりと理解できるのです。

成熟社会では市場は目まぐるしく変動します。そのため、その時々で問題の発見をスピーディーにおこない、即座に改善をしていくことが重要になります。

業績が落ち続ける企業は、目先の売上に気を取られ、他店を見てはお店の売上になりそうなことがあれば後先考えずにやたらと取り入れ、店舗の運営を複雑化させていきます。そうなると目先の仕事は増え続け、問題発見どころか、日々の業務をこなすことだけで精一杯になっていきます。店長の作業量も増え、やがて退職願を出してくるスタッフが出始めます。そのような企業を何社も知っています。

このようなことにならないためには「緊急ではないが重要なこと」に時間を使うことです。自社の戦略や店舗の運営計画に時間を使い、その計画と現場のズレを常にチェックできるような仕組みをつくることが重要なのです。店舗の問題を発見するスピードを速くするためです。

業績低迷に苦しむ経営者の皆さんは、そんな時こそ足を止め、しっかりと自社の問題を発見することに時間を使ってください。ぜひ、自分の時間の使い方を見直してみてください。