株式会社サンアスト

第18号:危機意識は本当に必要ですか? |

第18号:危機意識は本当に必要ですか?

第18号:危機意識は本当に必要ですか?

経営相談で経営者からよく出るお話ですが、社員さんが危機感を共有してないということに対するお悩みです。

危機感を共有するということは悪くはありませんが、問題は、危機感を社員と共有して、社員にどんな行動を求めてるのか、経営者自身が明確にしているかどうかです。

多くの経営者は危機感を持って毎月の売り上げ目標にもっとコミットしてほしいと考えていますが、そこで気をつけてほしいことがあるのです。毎月の売り上げにコミットするあまり、営業時間を長くしたり、集客に力を入れ、幅広いお客様、つまりそもそも選びたいお客様以外の人を集客してしまったりすることです。

確かに数をとれば瞬間的に売上額が上がるかもしれませんが、一方で経営が複雑化し、顧客満足が低下していく危険性もあります。

また一時的にいろんなお客様が増えることで、顧客対応も複雑化するのでスタッフのモチベーションが下がり、その結果、社員の定着率も悪化していきます。

先行きがわからない時代だからこそ、危機感を共有するよりも大切なことがあるのです。

それは、ミッションを持つことです。ミッションとは自分たちのお店の存在意義を明確にすることです。

厳しくなる時代だからこそ顧客満足を強化し顧客のリピート率や口コミ紹介を増やすことが最も大切になります。

対象顧客を明確にすれば顧客の真のニーズが見えてきます。

そのニーズを満たすために「何をするべきか」「何をしてはいけないのか」ということこそ、チーム全体で共有すべきことで、それはミッションを持つことで可能になります。そうして、チームの力が引き出されていくのです。