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マズローの欲求5段階のどこから着手するか |

マズローの欲求5段階のどこから着手するか

マズローの欲求5段階のどこから着手するか

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チームの目的は何ですか?チームの目的について、マズローの欲求5段階からアプローチします。
マズローの欲求5段階説はご存知かと思います。心理学者アブラハム・マズローが、人間の欲求を5階層に分け、ピラミッド型の図で表した自己実現理論です。マズローは「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と考えました。

今さらですが復習までに説明しますと、ピラミッドの下から、
1.「生理的欲求」
2.「安全・安定の欲求」
3.「社会的欲求」
4.「承認欲求(尊厳欲求)」
5.「自己実現欲求」です。
底辺の欲求が満たされると、一つ上の段階の欲求が出てくると
マズローは説いています。

実際、会社等でスタッフのモチベーションを上げるためにとられる対策の取り掛かりは、第一段階の「生理的欲求」を満たすことや第二段階の「安全・安定の欲求」を満たすことから始める傾向が多いです。

しかし、考えてみてください。本当にこのようにステップアップしていますか?スタッフさんの給料を上げればどんどんやる気も上がって成果につながっていますか?
そもそも、あなたご自身、どうでしょう?儲かって、先の不安はなくなり、社会的欲求が生まれてきましたか。私たちが実際に見てきた経営者の多くは、儲かれば儲かるほど来年が不安、落ちてしまわないか心配でたまらないと言います。お金もある、きちんとした生活もしていけるのだけれど不安でたまらなくて、延々と第一段階と第二段階の間を行ったり来たりしています。売り上げや店舗数、お金やモノといった量の拡大を目標にし続けるので、いつまでたっても幸福感を得られずにいます。

第一段階の「生理的欲求」と第二段階「安全・安定の欲求」は、モノを満たす段階です。経営者やマネジメントする立場の人間は、社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求、第三段階から第五段階の心を満たす段階を目的としなければなりません。心の段階を目的とする環境をつくっていきましょう。

特に、顧客の環境は影響大です。顧客の環境が良いこと、つまり良いお客様が多いと「承認」が増えますから、スタッフ自身の承認欲求が満たされます。そしてもっとお客様を喜ばせたいと頑張ります。やりがいを感じることで人の中に社会的欲求や自己実現欲求が芽生えます。
しかし、買ってはくれるけど自社を評価してくれていない人、良くないお客様を目先の売り上げのために大事にしていると、承認はされず、モノの追求に終始することになります。それにより、スタッフは疲弊し社風は悪くなり、チームとして機能することができなくなります。

本来、働く人の多くは、承認欲求、働きがいを求めています。自分のやっていることが認められ評価されたいと思っています。チームの目的を、マズローの欲求5段階のどこに置き、どんな順番でつくっていくのか、改善していくのか。結果を出すチームは、心の段階に目的があります。皆さんの会社の目的はどこにありますか。
次回はそこを掘り下げていく予定です。